実例住宅の規模
木造2階建て,カラーベストコロニアル葺き
建築面積:80m2
延べ床面積:118.5m2
断熱材等
1階床下:スタロフォーム1種25㎜
壁・天井:GW10K100㎜
(グラスウール充填断熱)
窓サッシ:アルミ樹脂複合サッシ
ガラス:Low-e複層ガラス
住宅設備
冷暖房:ルームエアコンで冷暖房
換気:壁式パイプファン(24時間換気)
第3種換気(熱交換無し)
給湯設備:エコキュート JIS効率2.5 追炊き有り
給湯配管:ヘッダー式(13A以下)
浴槽:高断熱浴槽
照明:居室は白熱灯以外,非居室は白熱灯使用
外皮計算書
建物方位毎の断熱の部位の面積を出して,サッシの開口及び個数等をエクセルで集計すると上記の様に外皮計算ができます(部位毎の熱貫流率の設定も必要です)
(一般)住宅性能評価・表示協会さんの資料から
外皮平均熱貫流率(UA値)
UA値は0.75w/(m2K)で,5地域の基準値0.87w/(m2K)以下で適合です
冷房期の平均日射熱取得率(ηAC)
ηAC値は1.9で,5地域の基準値3.0以下で適合です
一次エネルギー消費量計算書
外皮計算書ができ,住宅の設備が決まったら,Web算定プログラムに進みます
(5)判定
基準一次エネルギー①が100GJ/(戸・年)で設計一次エネルギー②が89.6GJ/(戸・年)で基準値以内ですので達成となります
(6)BEI
BEI値が0.96ですので,BELSの表示は☆☆の2星となります
省エネ住宅の評価は,以上の様に外皮計算を行い,一次エネルギー消費量を計算して基準に適合しているか判断します。これでは少し複雑という方には,仕様基準「この場所にはこの断熱材をこの厚さで施工」という基準も設けられております。
約10年前の住宅の断熱性能の評価ですので,現在の住宅の標準的な仕様であれば,計算で楽々クリアーとなる気がします。(仕様基準は少しハードルが高いですし,計算するとオーバースペックな気がします)…令和3年3月現在の基準による…
実際のエネルギー消費量
今回の住宅(自宅)は,オール電化住宅ですので,電気のみの消費量となります。
令和2年の消費電力は10,416kwhで,換算すると101.4GJ/(戸・年)となります。
実際の消費量は基準一次エネルギー消費量を少し超えておりました。
エコキュートの貯湯の設定が少し多めなのと,昼間の電力消費が,通常家庭より多いせいかもしれません。(なかなか計算通りには実際ならないのではないでしょうか?Webプログラムも何回か更新しておりますので…)